外貨定期預金 or FX

資産分散の方法の一つとして、日本円を米ドルやオーストラリアドルなどの外貨に替えておく方法があります。

例えば、米ドルだと定期預金を1年しておくだけで、年利回りが2%(税別)貰えます。日本の金利と比較して高いと言えます。

注意点としては、2%以上円高になれば、日本円の価値としては変わらないか、低くなるのは注意点です。そこで、一旦に外貨に両替をするのではなく、少しずつ両替をしてリスクを減らすことが望ましいかと思います。

とは言っても、日本円だけを所持していてはインフレ(物の価値が高くなる)のリスクがあるとも言われています。昔100円で自転車を購入できたとしても、現在の100円ではジュースが買えるぐらいです。「銭」という単位も今ではテレビで「本日の日経平均株価は〜」ぐらいでしか聞きませんが、昔はもっと日常的な単位だったかと思います。歴史のうちにインフレがあったということです。

 

外貨への両替というと、海外旅行をする準備で銀行や空港で両替を行うと思います。銀行まで行くのは面倒です。

ここでの外貨への資産分散では外貨を実際に手に取る必要はないので、銀行や証券会社で行うことになります。

ただし、普通の銀行で両替をすると、為替手数料として1ドル当たり1円ほどがかかります。100万円を両替しようと思うと約9000円かかってしまいます。ドルを円に戻すときにも1円かかると考えると、少し高いですね。

為替手数料を低く抑えるためには、ネット証券を使うのが良いと言われています。例えば、住信SBI ネット銀行では、1ドル当たり4銭で両替が可能です(2018年9月上旬)。

これなら為替手数料はたったの、数百円で済みます。非常に良心的です。

ちなみに、一般の銀行でも為替手数料が無料のキャンペーンを行っていることがありますが、外貨から円に戻すときに手数料が必要なので、よく考えて行う方が良いです。

 

以上は銀行や証券会社で外貨に両替をする方法です。

しかし、別の方法があります。それはFX 会社を利用する方法です。

 

FX と聞くと、預けた金額以上の金額で大量の外貨を頻繁に取引する、というイメージがあるかもしれません。例えば、1万円預けて、25万円分を取引するようなものです。

しかし、1万円を預けたからといって、それ以上に取引する必要はないんです。1万円を預けたら、1万円分の米ドルだけを購入する、という方法があります。

しかも、為替手数料に相当するスプレッドはネット銀行のものよりも安いです。SBI FX トレードであれば、1ドル当たり0.27銭で外貨の売買が可能になります。

FXの欠点は、銀行と異なり、外貨のまま証券会社に送金することはできないことですが、資産の分散が目的であれば、送金する必要はないかと思います。仮に将来、証券会社に送金するかもしれなければ、送金のできる銀行等で外貨にするのも一つの方法かもしれません。

 

外貨を海外口座に送金するのには対応していないネット証券があるので、海外に送金する必要がある場合は、妥当な銀行を見つけるしかないかもしれません。

 

ちなみに私はネット銀行での2年の米ドル定期預金(年利回り2.5%)と、FX 口座で預け入れ金額の2-3倍の金額の米ドルを購入しています。2-3倍であれば、少々の円高ではロスカットにはなりません。

加えて、FX では外貨と日本円の金利差であるスワップポイント(利回りのようなもの)が発生しますが、米ドルであれば日本円より金利が高いため、利益になります。2-3倍の金額を運用すれば、2-3倍のスワップポイントを貰うことができます。そう考えると、過剰な円高が来なければFX にも利点があるように思います。ちなみに、日本円より金利の低い他の外貨では、逆にスワップポイントを払うことになるので、注意が必要です。

 

FX はいつの間にか大量の注文をしてしまう危険性もあるので、最初のうちは特に丹念にやり方を理解し、注意して利用する必要があるかと思います。

Author: Shu

20代セミリタイア人が資産運用について思うことを書いていく。