初めての投資で気をつけること

仕事を始めて暫くすると貯蓄ができてくると思います。場合によっては、銀行の窓口で手続きをするときに、貯蓄の運用を勧められることがあるかと思います。そうした流れで生活で使う予定のない余裕資金の運用をしてみようと思うかもしれません。しかし、資産運用には怖さもあります。初めての投資でしない方が良いと私が思うことをまとめてみます。

・勉強をせずに投資

・同一中小株を数百万円単位で購入

・信用取引やFX を始める

・銀行窓口や証券会社の人の勧めに従い投資信託を購入

・大手証券会社だけで取引

 

順番に説明して行きます。

勉強をせずに投資をすると資産を失うどころか借金をする羽目になります。

将来の高騰を願って同一の中小株を購入することがあるかもしれませんが、これはかなり危険が高いことでもあると思います。最悪資産が消えても一切気にしないと言う人以外はしない方が良いです。

むしろ、堅実な運用をしようと思う方は、同じ銘柄の株に資産の大部分を使うことは避けることが無難です。東芝のような大きな会社でさえ、株価が急落しました。このことがいつどのように起こるかの予測は困難です。そこで、いくつかの株式に投資することで急落リスクを低減します。

信用取引やFX は時に借金を負う可能性があります。信用取引やFX では証拠金と呼ばれる預け入れた金額を元に、その証拠金の何倍かの金額の取引ができます。しかし、その取引での含み損が大きくなり顧客が損を返済できなくなると困るため、証拠金を超える含み損が出てくると、自動で株の決算をします。自動決算が上手く機能すれば良いのですが、相場が急変するときは自動決算が適切に機能せず、含み損が証拠金よりも大きくなることがあります。すると、追証と言い、資金を入金する必要が出てきます。1000万円以上の追証が請求されることがあります。スイスフランショックはFX での大災害の一つです。

銀行窓口や証券会社の方が勧める投資信託(アクティブ投資と呼ばれるものが多い)には顧客の利益にならないものが多いです。顧客が損をしても手数料を取られます。例えば、投資信託の成績が悪く利回りが-2 % とすると、そこに投資信託の手数料もマイナスされます。手数料が2% とすると、顧客は-4% の損失になります。顧客は損になる一方、銀行や証券会社は手数料で確実に利益を得られます。また、アクティブ投資信託のほとんどは継続した利益を上げられておらず、インデックス投資と呼ばれる手数料が格安の投資信託の方が利益が高いことさえあります。この頃は信託者として顧客の利益を考える義務(Fiduciary Duty)が金融庁より提唱されていはいますが、企業の利益を追求する流れは簡単にはなくならないでしょう。

大手の証券会社の口座を持つことで様々な投資情報を得ることができます。インターネット上のセミナーを無料で視聴することもできます。しかしながら、実際の取引に際しては大手の証券会社は手数料が高いです。一方、ネット証券と呼ばれるインターネット上のみで取引ができる証券会社では手数料がとても安いです。その差は1000円、10000円以上になることがしばしばあります。手数料で美味しい食事ができます。安いからと言って何か問題があるわけでもありません。

 

何冊もの書籍を読了し、十分な知識をつけてから運用を始めることをお勧めします。

Author: Shu

20代セミリタイア人が資産運用について思うことを書いていく。